冷房ネタが多いですが、今回はブルーテックキャンターのブロアモーター交換です。
そろそろ ”ブルーテックキャンター” と紹介しなくていいかもしれませんね。
症状としては風量ダイヤルを最大にしても弱い風しか出てこず、時々無風になる事もあったそうです。
点検したところやはり弱い風しか出てきませんが、エアコンの操作パネルの下側をたたいてやると風が強くなります。ちょうどヒーター(エアコン)ユニットのあたりですね。
ブロアモーターのブラシが減っているのは間違い無さそうなので部品をオーダーし、作業に備え部品構成図を取り寄せました。
ちなみに風量全開で調節が効かない場合はブロアレジスターがあやしいです。
作業の様子です。
まずはパネルを外しヒーターユニットにアクセスします。
この辺までは説明はいらないでしょう
目指すブロアモーターです。
手前にあるジャンクションボックスは邪魔になるので外してあります。
モーターの取り付けはビス3本で留まっているだけですが、手前にも横にも引きずり出すスペースがありません。大掛かりにバラさなくて済むよう簡単な方法を探ります。
そこでチェンジレバーのセレクト側のロッドを外し、モーターが出る通り道を確保してやりました。
モーターを取り付け、配線をつないだところで作動の確認をし、あとは逆の手順で収めて完成になりました。
この車に関しては決まったドライバーが専属(担当車)で乗っており、このドライバーさん熱がりの為、いつもクーラー全開にして運転してたそうです。そのせいで他の車より早くブロアモーターがイカレたのでしょう。
今回のブルーテックは初めて作業しましたが、FE70系(先代ジェネレーションキャンター)よりは作業性を考慮したレイアウトになっていると思いました。興味があればこちらも参照してください。
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