キャンターといえば頻繁にエンジンチェックアラーム(以下チェックランプ)が点灯するイメージですが、今回の車も出先でチェックランプが3つ点灯し、帰庫途中で営業所近くのいつもお世話になっている修理工場にて点検してもらいました。
主な内容は ”Noxセンサー” ”ラムダセンサー(O2センサー)”というエラーです。いつもはエラーリセットしてもらって様子を見るのが常ですが、今回はエラーを拾っているセンサーを外して状態を確認してみました。
まずはNoxセンサーです。
位置は写真のとおり、SCRの後ろ側にあります。最終的に浄化された排気ガス中のNox量を検知するセンサーですね。
外れたNoxセンサーです。
参考までに、外してみるだけならハーネスクランプ・コネクターを外さなくても確認は出来ます。
拡大してみました。
当然ですが期待するほど汚れていません。むしろきれいです。
本来各センサー類は清掃不可ですが、パーツクリーナーで穴の中めがけたっぷり吹きかけました。
次はラムダセンサーです。こちらはエキマニを出てすぐ、エキゾーストシャッターの出口側にあります。
ちなみにエキゾーストシャッターは排気ブレーキ作動時のみならず、DPF自動再生中ほか常に作動していますので、こちらもDPF関係の不具合に絡んでくる個所だそうです。
生の排気ガスを直接浴びる場所ですので汚れやすい場所なのかもしれません。言うまでもありませんがこれも清掃不可です。しかし簡単に確認は出来ますので気休めに清掃してみるのも一つの方法かと。
どうでしょうか?
見た目はきれいになりましたが、サービスデータが無いのでこれ以上の事はできません。
再度チェックランプが点灯すれば今度は該当部品の交換になります。それまではしばらく泳がせて(運行させて)様子を見る事にします。
うちでもスキャナーがあればライブデータが確認できるのに・・・と、夢みたいな事をいつも思っています(笑い)
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