東京も梅雨真っ最中で車庫での屋外作業がまるで捗りません。こんな時キャビンだけでも入る日差しが欲しいものです。そんななかまた今回もキャンター吹き出し切替ダイヤルの操作不良の修理です。
症状はいつもの通りダイヤルでの切替が効かないのですが、今回はダイヤルをまわしても抵抗がなくスカスカです。
先ずはいつもの手順どおり、操作パネルが引きずり出せるくらいにバラします。
操作パネルを外したところです。何かおまけがついてきました。
ヒーターユニットのダンパー開閉をつかさどる切替カムです。切替ダイヤルによってダンパーの開閉位置を調整する役目をしています。写真のように、ダイヤル側につながっているケーブルの曲がりはなさそうですのでこのまま使用します。いつもはこの部分が折れ曲がり切替が出来なくなるのですが・・・
カムを取り付ける前に作動具合を確認しましたが手で動かないほど固くなってました。ダンパーが貼りついている様ですので強引に動かし、軽く動くようになるまでパタパタ動かしてやりました。
いつもの事ですが、カムにケーブルを着けるのとケーブルクランプを差し込むのは手探りでやりずらい作業になります。ディーラーの電気屋さんに頼んだら工賃いくらくらい掛かるのでしょうか?
今回カムが外れるほどダンパーが動かなかったのは初めてでしたが、今後の為に原因を探る必要がありそうですね。私の営業所はキャンターがメインですので、まだこれから同様の故障が出てきそうです。
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