前回ガスの補充だけで追い出したデュトロですが、部品が来たので交換作業に取り掛かりました。じつはこのコンデンサー、日野に問い合わせしたところ在庫が無くバックオーダー1か月になるそうでしたがそんなには待てません。こちらでも修理屋さんに探してもらい ” ダイナ ” 用の互換品を手に入れる事がました。
デュトロの場合、目指すコンデンサーは右ヘッドライトの奥にありますので、コンデンサーにアクセスするにはグリルとヘッドライト・バンパーを外しての作業になります。
で、いつものとおり、いきなり途中の写真から始まります。
いつものように設備も無い野良整備ですが、雨が降る予報でしたので屋根下を確保しての作業です。通行人の視線が痛い・・・
コンデンサーが外れました。最初はユニットだけ外すつもりでバラしていきましたが、後の作業性を考えフレームごとおろす事になります。
もしコンデンサーファンモーターを交換する場合、冷媒回路を切り離さず出来るのでしょうか?今から考えたくはないのですが、きっと大変な作業になるはずです。
今回のガス漏れの原因がこれかというと微妙な汚れ具合です。
スニソ(コンプレッサーオイル)も垂れるほど漏ってはいないので、組付け時には気休め程度にスニソを補充して組上げました。
湿気が多いので真空引きはいつもより長く引っぱってます。
ゲージにて負圧が戻らないのを確認した後、ガスの充てんになります。そこで・・・
今日はポットのお湯で熱湯風呂につけてみました。
ガスが規定量入ったところで冷え具合の確認です。
ガスが規定量入っているにも関わらず、サイトグラスを覗くと白濁が消えません。ゲージ圧はLoが3キロ、Hiが20キロ(アイドリング時)です。吹き出し口の温度を測ってみましたが外気温35℃で吹き出し温度(外気導入)が約20℃でした。体感的には十分涼しいのですがこんなものでしょうか?
コンデンサーファンは一生懸命回ってますので、走行中はもっと冷やされるのかもしれません。試しにコンデンサーに水をかけたところサイトグラスの白濁も消え、より冷たい風が出てくるようになりました。
車庫までの回送・試運転で十分冷えるのを確認し、作業の終了となりました。
いつものお約束ですが、このブログを参考にされ真似される方は、くれぐれも自己責任で作業を行ってくださいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿