どうでしょう?ダメ元で点検できる簡単な項目もいくつかありそうですね。
野良整備では限界がありますが、これらのトラブルシュートは機会があったら検証してみたいと思います。
野良整備では限界がありますが、これらのトラブルシュートは機会があったら検証してみたいと思います。
コンミュテータは後ほど清掃しますが、ベアリングを入れる前にやればよかったと後で気がつきました。
今回はペーパーでヤスって磨きましたが、ベアリングを入れる前にシャフトをドリルでくわえ、回転させながら磨けば写真よりもきれいに仕上がります。
ブラシのサイズで探すとリード線の出る向きの合うものが無く、これでもなんとか納まるのでこれで組上げていきます。
動作テストしてみました。
バッテリーにつないだ状態で無負荷では約1A流れてますが、ファンが付いてエンジン稼働状態(13.8V)ならもう少し電流値が上がるのかも知れません。ちなみに突入電流はメーター読みで約4Aくらいでした。
部品代もわずかなので、手間さえ惜しまなければオーバーホールに挑戦してみるのも車の理解を深めるのに役立つかもしれませんね。
たとえ壊れても、これで路上故障し運行がストップする事はありませんので・・・
おまけ
デュトロで外れたコンデンサーモーター
上の写真はフューエルポンプのフューズを抜き故意に症状を再現させたものです。
マルチインフォメーションディスプレイでの故障表示です。
故障コードは確認できますが、内容は検索して確認する事になります。で、いつもの中華スキャナーの登場です。
現在故障 520500
レール圧が低く、高圧系統の漏れチェック等が読み取れます。
サービスデータが無いので、この数値が正常なのかはわかりません。
後にこの車両、ふそうにてサプライポンプを交換してもらう事になります。
実はこの車両と同年同型車が同様の故障で、サプライポンプとコモンレールを交換してますが、4P10エンジンは40万キロ辺りから不具合が出る様ですね。
他にも1台、高速で路上故障してますので、使用者責任とはいえ いかがなものかと思います。
コンデンサーユニットは運転席の下にあります。
作業スペースを稼ぐ為ドアステップを外しましたが・・・ファンシュラウドの取り付けボルトのうち上奥が弛められない為、結局周辺をバラバラにすることに。
泥除け取り付けステーが邪魔してファンユニットが落ちません。ここまでバラすとコンデンサーもぶら下がっている状態です。
写真の左右4カ所の取り付けだけではなく、上側にある取り付け2本を外すのが苦労したところです。
キャンターのコンデンサーモーター交換の時もそうでしたが、ユニット取り外しに1時間、モーター交換に10分・・・
まあこんなもんです。
試運転し確認したところ交換前は、例えればブロアスイッチ1くらいの風量だったのが、モーター交換後はスイッチ4くらいの風量になりました。
作業日は30℃以下でしたが凍えるくらいの冷たい風が出ています。
前回の作業を貼っておきますので興味のある方はのぞき見して下さいませ
クーラーコンデンサーファンモーターの交換 キャンター 2015年式 43万キロ走行
ドライバー ときどき整備士: クーラーコンデンサーファンモーターの交換 キャンター 2015年式 43万キロ走行 (kumayarou.blogspot.com)
クーラーコンデンサーの交換 デュトロルートバン
ドライバー ときどき整備士: クーラーコンデンサーの交換 デュトロルートバン (kumayarou.blogspot.com)