新年を迎えましたが相変わらずドライバー職のほうが忙しく、外注に投げてばかりのkumayarouです。
そんな中でも今回はキャンターのセルモーター交換と寿命について考えてみました
寒くなってくると早朝エンジンが掛かりづらい車両がちらほら出てきますが、今回の車両もそんな1台でした。
バッテリーも弱ってそうなのでとりあえず交換してみましたが やはりセルが重い(クランキングが重い)感じでしたので、始動回路関係を確認してみたところ なんと始動回数が6万回を超えていました。(後述)
そこでセルモーター寿命と判断しての交換作業になりました
交換作業の様子は前回同様になりますので割愛しますが 下記のリンクでご覧いただけます
セルモーターの交換 キャンター
前回苦労した分、今回は順調に脱着作業が捗ります。
ピニオンギヤの摩耗具合と摺動部分の”渋り”は悪くないように見えます
フライホイル側も覗いてみました
あとはリビルド品を取り付け 始動確認をし作業完了となりました
やはり交換後はセルの勢いが違いますねここからが本題です
修理屋さんに怒られそうですがバラシてみました (コアは返却しなければなりませんが・・・)
コンミ(コンミュテータ)も摩耗が無くブラシもまだまだ行けそうですね
新品のブラシからどのくらい摩耗しているのかはデータが無いのでわかりませんが、6万回始動した中身とは思えないくらい上程度です。他に原因があるとすればエンゲージ(マグネットSW)の接点でしょうか?
今回のような地場(ルート)配送の車両は1日に何回もエンジン始動・ストップを繰り返してますが、5年半で6万回という事は ざっくり1日40回以上セルを飛ばしてる計算になります。常用車両等 稼働状態によっては廃車(10年使用)までに計画的に交換するのも路上故障を起こさないために必要なのかと思う次第でした。
ちなみにキャンターはスキャナをつなげば始動回数まで確認出来ますが、普段のドライバーからのちょっとした話にもヒントがあるのかもしれませんね。
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