最近の車両では故障診断機(スキャナ)が無ければ故障の原因追及が難しくなってます。従来の経験と勘に頼った自動車整備の時代はもう 過去のものとなりつつあるようですね。
逆に言えば原因をピンポイントで探ることが出来るので原因解明の近道になり、また内容によっては自家修理も可能であり外注修理費の圧縮にも有効ではあります。
そこで今回はkumayarouが普段使いしているスキャナで キャンター故障診断の様子を紹介します
タブレット型の診断機で日本語対応になっています
このスキャナはディーゼル車の診断に特化しており、国産メーカー4社もカバーしています
まずは診断のメニューよりFUSO(三菱車)を選択
車種はヨーロッパの排ガス規制カテゴリーに分類されているようです
ブルーテックキャンターを診断するのでユーロ5を選択
次にキャンターを選択
ちなみに戦士はファイター(中型クラスFK)だと思われます
エンジンチェックランプ点灯他、現在故障・過去故障を診るので
EEC燃焼機関制御ユニット(ECU)を選択
トラブルコードを選択
ちなみにデータリストを選択するとライブデータが確認でき、エンジン稼働時の各センサー類からの情報が細かに確認できます
まずは現在故障(ノーマルモード)の履歴から確認します
出ました
この車両では6個の現在故障が表示されましたが、これをもとにメーター内での表示された(今回はDPF再生ランプのオレンジ点滅)チェックランプ点灯の原因を探っていくわけです。
レポート機能もあるのでプリントして、エラーの内容と修理の履歴を記録し管理することが出来ます。
ひととおり診断個所の点検修理が済んだのち、故障履歴をクリアして青空整備の完成となります。
ラムダセンサー脱着清掃・コネクタ清掃
DPF温度センサー(上流)脱着清掃
DPF差圧センサーパイプ(上流・下流)脱着・詰まり清掃
DPF差圧センサー清掃
☆EGR分解・バルブシャフト給油
BANZAI製やディーラーで使っているものには到底及びませんが不満もありません
ホビー程度に車いじりするにはちょうど良いのかも知れませんね。私も専用機を使ってまで突っ込んだ修理をする気はありませんので(笑)
EGRの車上分解給油は機会があれば紹介したいと思います
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