前回クーラーの風量が出ないとの事で、交換したブロアモーターをバラしました。
本来Assy交換になりますので、壊すつもりで分解していきます。
写真の上部がシロッコファンで下部がモーターユニットになります。赤い矢印部分にツメが4カ所あり、これを広げれば上下に分解できます。
シロッコファンが外れれば作業しやすいのですが、ファンを留めているナットがどうにも外れません。そこで無理やり爪を広げますが、適正な工具を使わなければケガの原因になるので注意が必要です。
ファンも外れればもっとバラせたはずです。
下の写真では赤い矢印がコンミテーターの摩耗部分です。黄色い矢印が精密ドライバーの先(2mm)ですので、約1mm弱摩耗している事になります。
仮にコンミテーターを研磨して新品のブラシを組んでも長持ちしなさそうです。
私が前職でセルモーターのオーバーホールをしていた時は、状態によってはコンミテーターの研磨等(使用限度にもよりますが)再使用できるパーツは再生し組上げていました。
トラックの部品などはリビルトパーツにも限りがありますが、このようなファンモーターなどは廃車まで壊れることが無い場所なのかも知れません。
またベアリング等消耗品パーツ代と私の作業工賃を考えると、保証付きの新品Assyを購入したほうが結局安上がりになるのかも知れませんね。
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