2020年1月2日木曜日

トラック用サイドマーカーの改造 その3


抵抗の打ち直し作業にともない準備したのは、チップ抵抗1/4W(1206) 200Ωになります。ピンセットでつまむほど小さく、簡単にはじき飛ばしそうですね。




はんだごて2丁でチップ抵抗両側の半田を溶かしながら外します。取り外す分には思いのほか苦労せずできました。


チップ抵抗の半田付けの様子は写真が無いので割愛しますが、取り外す以上に手間がかかったのは言うまでもありません。



点灯テストの様子

エンジン稼動時を想定して電圧は14.4Vかけています。回路1列分に流れる電流は約10mA
で大体ねらいどおりの値になっています。実際車両につけた場合オルタネーターの発生電圧に多少のゆれがありますが、14.4V以上かかってもLEDを飛ばすほどの電流は流れないと思われます。





あとは防水処理をしっかりし組み付ければ完成となります。このての格安マーカーは防水処理必須ですので、購入後取り付け前に確認されるのがよろしいかと思います。




改造前後の比較

写真の左側は改造前、右側は改造後の点灯させた様子です。写真以上に明るさの差は歴然ですがこれならあまりギラギラせず、私好みの出来栄えになったと思いますがいかがでしょうか?




ちなみにネット通販等で販売されているものの中には24V・12V兼用のものがありますが、高価なものではおそらく電圧を問わずLEDを定電流で光らせているかと思います。今回のように安価なものには制限抵抗のみの回路構成のため、12Vの車両に取り付けた場合期待はずれの明るさだったりするようです。

おまけ
今回改造したマーカーの改造前データ(一列あたりに流れる電流量)

28V  90mA(23mA) 爆光
14.4V 16mA(4mA)  とりあえず点いてます
12V  4mA(1mA)  かなり暗い

以上 おわり

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