2020年5月10日日曜日

エアコン不具合の点検について (ブルーテックキャンター編)

そろそろエアコンもシーズンインに向かい本格稼働する時期になってきましたが、不具合時の点検個所と修理内容を紹介します。

症状としては、A/Cスイッチを入れても冷たい風が出てきません。
先ずはトラブルシュートで電気回路か機械的なものか切り分けて点検する必要があります。

ブルーテックキャンターはコンデンサーファン(左ヘッドライト裏側)が回らないケースがたまにありますがこの場合、バッテリーケース前方のフューズボックス内にあるコンデンサーファンモーターのフューズ(20A)が切れている場合がほとんどです。

ハイカレントフューズボックス


原因をディーラーに問い合わせたところ、何かの拍子に過電流が流れフューズの容量を超えてしまう場合があるとのことです。ファンモーターが回るとき一瞬ですが約20A近く(実測値)電流が流れますので、繰り返し突入電流が流れる事による疲労溶断も原因の一つではないかと思われます。


これから暑くなってきますのでシーズンイン前にフューズを交換してしまうか、予備のフューズを準備しておくと良いかもしれませんね。


つづく

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