2020年2月2日日曜日

ブルーテックキャンター 総LED化計画 ポジションランプ編

マーカーランプをLEDに交換したことにより気を良くし、他のランプもLED化して行きたいと思います。

今回購入したLED球がこちらです

T10 LED ホワイト 爆光 キャンセラー内蔵 車検対応 4014 チップ12V 

商品タイトルからして、いかにも明るそうです。



280LMの明るさ、6000Kホワイト光、2W以下の消費電力、市販のハロゲンやLEDバルブ(パワー:5W)より省エネルギーの上で、明るさは大幅にアップ!
だそうです

T10ポジション球(12V/5W)との比較


ご存知のとおりキャンターには球切れ警告表示(SAM)があり、LED球に交換するとSAMが点灯します。そこでキャンセラー付きのLED球を選択するわけですが、結論から言うと、このLED球ではSAMが点灯してしまいました。
もっと高価なキャンセラー付きのLED球なら、SAM点灯回避ができたのかも知れません。

そこでこのLED球を活用するために回路の検証をしてみました

うらおもてどちら側でも点灯するのでブリッジダイオードが入ってると思われますが、キャンセラーICなるものはなさそうです。
4014SMDのデータシートの数値とはずれがありますが実測値を優先します。ちなみに14.4Vを掛けたとき120mA(実測値)流れていますので、全体の消費電力は1.7Wとなります。


SAMコントローラーの球切れ感知はランプを点灯させたときの各回路の電流値を見ているようですので、SAMを点灯させないギリギリの電流を流してあげればよいことになります。LED球のほかに余計に電流を流すために並列に抵抗をはさみますが、抵抗値はトライアル・アンド・エラーで追い込みました。


SAM点灯キャンセル用抵抗



チップ抵抗 220Ω/1W (2512)をLED球の端子間に並列になるようハンダ付けしました。



これでポジションランプ1個当たり190mA / 2.8W (14.4V時)の電流値・消費電力です。5W電球では400mA流れてましたので約半分の省電力になります。

車両に取り付けたところSAM点灯は回避できましたが・・・

電流量がSAM消灯ギリギリの値らしくエンジン始動時の数秒SAMが点灯してしまいます。オルタネーター発生電圧(14.4V)まであがれば問題なくSAMは消灯しますのでこれで良しとします。

つづく

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