東京でも本格的に暑くなってきましたね。
気温が35℃超えても驚きもしなくなってきましたが、日陰のない駐車場での野良整備はさすがに応えます。今回はドライバーさんからの申告で、走行中エンジンあたりから異音がするとの事で点検しました。
内容はベルトがスリップしているような音で、最初は「キュッ、キュッ、キュッ」から次第に「ギャギャギャギャ・・・」と激しく鳴いています。
潜って見てみるとコンプレッサーが回っていません。(と、最初は見えたが・・・)
ベルト鳴き+コンプレッサーが回ってないので、先入観でコンプレッサーロックかベアリングの焼き付きかと思いましたが、よくよく観察すると単純にベルトの張りがあまい様でした。
ベルトの張り調整で追い出しましたが1週間くらいでまたベルト鳴きが出てるとの事で、今回のベルト交換にいたりました。
ベルト調整の手順です(整備士さんは飛ばしてください)
17レンジャー(A05Cエンジン)のクーラーベルト調整は先ずテンションプーリー取り付けのナットを弛め、アジャストボルトを締めこみベルトを張りますが、張り具合に関しては経験と感に頼るところになります。
4トン車は下駄に乗らなくても下に潜れるので楽なのですが、焼けたアスファルトで背中が熱いです。
ここまでくると使用限度なのかも知れませんね
写真では分かりずらいですが、ベルトの腹がかなり摩耗して全体的に痩せています。これではいくら張っても切れるのを待つだけですね。
他の同年同型車もベルトが鳴いているそうなので、後日そちらも計画交換することになります。