2021年4月11日日曜日

DPF分解してみました

 ディーラー点検にてNG判定のDPF本体をもらい受けて分解してみました。


キャンターのDPFです。これから殻割りしていきます。

まずは外側のカバーをはがし本体を出し両端のフランジが取りつく部分をカットします。



本体を切り開いたところです。写真の左側が排気ガスの入口になります。

左側が酸化触媒で右側がDPFそのものになります。



酸化触媒です。入口はカーボンで真っ黒ですが・・・



のぞいてみると向こうが透けて見えるぐらい通っています。


いきなりですが、DPF側を分解(壊して)みました。

こちらは通通(つうつう)になっておらずセラミックフィルターの微細な穴にてカーボンを取集、高温で燃焼し焼き切る役目をしています。しかしカーボン以外の焼ききれない物質が堆積して詰まりの原因になっていきます。

下の写真のように”アッシュ”と呼ばれる物質が燃え残って詰まっています。


今回のサンプルは約20万キロ走行のものですが、こうなる前に予防的なメンテナンスをすることで余分な出費を抑えることが出来そうですね。



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